中小企業実践経営学入門 創業・起業編

(創業・起業の基本戦略)

「創業・起業の基本戦略」(中小企業実践経営学入門 創業・起業編)は、中小企業の創業・起業にかかわる基本戦略を実践的に、やさしく述べたものです。

著作者 日本総合戦略研究所(21世紀文明研究所) 近藤章人
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第13章  開店・開業の実際と広告・サービス


1.開店・開業をする、または開店・開業をしたことをどのように広告し、顧客を確保するか
  新聞にチラシを入れるよりも、自分で一軒一軒手作りのチラシをまいた方が効果的。
  駅の近くや大通りなどでチラシやティッシュをまいてもよい。
  狭い地域で、小さな店舗の場合は口コミが効果的
  広告しすぎて顧客が一時的に来たため、顧客の対応がおろそかになることは、顧客が来ないよりも致命的。
  悪評判は一蹴に広まってしまう。
  来店は様子を見に来たのであり、最初の受注はご祝儀でかつどの程度できるのか試されている。

2.開店・開業時は様子を見に顧客は来るが、その顧客をいかにリピーターにするか。サービスの工夫をする。
  開店当日、客が来なくても困るし、来すぎても困る。
  客の声を出来るだけ聞き、改善できることは改善する。
  商品を仕入れ、売れた場合の追加の仕入れ、逆に売れなかった場合の対応も考えておこう。
  生物は商品がなければ売れないし、仕入れすぎれば売れ残って廃棄しなければならないし、生鮮品を扱う店は在庫管理が難しい。
  来店していただいた、注文をしていただいた顧客に、開店祝い、開業祝の記念品を提供したり、や次回の来店につなげるため、サービス券を配布したりして常連客になっていただけるように工夫をする。

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