中小企業実践経営学入門 創業・起業編

(創業・起業の基本戦略)

「創業・起業の基本戦略」(中小企業実践経営学入門 創業・起業編)は、中小企業の創業・起業にかかわる基本戦略を実践的に、やさしく述べたものです。

著作者 日本総合戦略研究所(21世紀文明研究所) 近藤章人
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第11章  従業員を確保し戦力となるように訓練する
    (開業時は息が合った信頼できる仲間の少数精鋭を原則とする。)


1.自分や家族、勤務時代の同僚・部下など信頼がおける人を縁故で採用する。

2.特定の知識・技能・経験を持った人を人材センターから募集する。
  OA機器操作や自動車運転免許は最低限必要な能力であり、業種や地域によるが、外国語の能力が必要の場合がある。

3.ハローワークで募集する。広く募集できるが人材の絞込みは難しい。民間の人材紹介会社を活用する手もある。

4.経理・総務・社会保険事務などは人材派遣会社の派遣社員を使用する方法もあるが、高くつく。
  専門家の指導を受け、外注する方が賢いかもしれない。早めに税理士に相談するとよい。

5.飲食店などの時間帯が限られている業種、小売店でも商品知識が必要無い業種などはパート、アルバイトを有効活用する。
  現在は、できるだけ正社員を採用せず、パート・アルバイトを活用する企業が多い。
  パート・アルバイトで採用後、人物を見て、正社員に登用する手がある。

6.勤務条件を明確にし、採用した場合は雇用契約書を作成する。

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