中小企業実践経営学入門 創業・起業編

(創業・起業の基本戦略)

「創業・起業の基本戦略」(中小企業実践経営学入門 創業・起業編)は、中小企業の創業・起業にかかわる基本戦略を実践的に、やさしく述べたものです。

著作者 日本総合戦略研究所(21世紀文明研究所) 近藤章人
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第1章 独立、創業を決心する前に(勤務先を退職する前に)


1.自分は何か一芸に秀でており、誰にも負けないものを持っているか。

2.自分のもっている知識・技能・資格・サービスは社会的なニーズがあり、新規参入が可能か。採算がとれ、経営として成り立つか。

3.自分が企業のトップにたち、取引先とつきあい、従業員をひっぱっていくことができるか。

4.これから始めようとする仕事は、自分が何よりも好きな事であり、寝食を忘れて仕事をすることが苦にならないか。

5.何が起きても専門家と相談しつつも自分で解決しなければならないので困難を乗り切る強い意思が必要。毎月の生活も保証されないのでその覚悟はできているか。

6.家族の理解と協力は得られるか。

詳細な説明まではしないが、勤務先を退職する前に、最低限以上のようなことを考えておきたい。
独立して仕事をするには、向き、不向きがある。

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