中小企業実践経営学入門 創業・起業編

(創業・起業の基本戦略)

「創業・起業の基本戦略」(中小企業実践経営学入門 創業・起業編)は、中小企業の創業・起業にかかわる基本戦略を実践的に、やさしく述べたものです。

著作者 日本総合戦略研究所(21世紀文明研究所) 近藤章人
http://21-civilization.com/
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第9章 店舗、工場、事務所、営業用車、什器・備品などの借用または購入。
    店舗内装・工場設備の建築工事。
    (設備投資は開業時には最小限とし、利益がでてから追加投資するプランが現実的で安全。)



1. 店舗・工場・事務所の確保、借用か建設か。
   なお、無店舗販売、工場のないメーカー、事務所が無い企業もある。
  (これからはインターネットをいかに利用するかがポイントになるだろう)

2. 什器・備品・OA機器・営業用車などの購入。新品だけでなく、中古を利用してもよい。
   リースを利用することもできるが中途解約ができないなどかえって高くつく場合がある。出費を極力おさえ、無駄なものを買わないこと。

3. 建築の場合は建物全体の建築工事になるが、借用の場合でも店舗内装・工場設備の建築工事が必要である。
   後で手直しが効かないので充分プランを検討してから発注する。
   経験豊富な専門業者に依頼した方が安心である。
  (企画書・図面・見積書を数社からとり、図面だけでなく、自分の足で探したお手本となる店舗等の写真を示して要望を伝えたり、施工業者の建設実績を自分の目で見てきてから契約した方がよい。店舗の場合、内装による店のイメージのみならず、客席をどう配置するかがもっとも重要である。)

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