上半身のポーズ

【ポートレート・スタジオ・ファインのフォトジェニック・モデル講座】

【ポートレート・スタジオ・ファインのポートレート撮影法講座】

 カメラの前でモデルが正面を向いて撮影すると、胴の横幅に両手の幅がプラスされ、非常に太ってみえます。
基本は立つにせよ、座るにせよ、カメラに向かって斜めの位置です。
やや斜めから撮影したほうが、バストやヒップのふくらみなど、体の立体感も表現できます。

 背筋を伸ばして、肩を後ろに、胸を開いて前に突き出し気味にすると、胸が大きくみえます。
体を直立するだけでなく、曲げたり、くねらせたりして、ポーズの変化をつけましょう。
体を前に曲げれば、レースクイーンがよくするポーズですが、重力のため胸が大きく見えます。
そのさいに猫背にならないように注意しましょう。

 手の位置をどこに持ってくるか、指はどうするかまで考えると、いい写真表現になります。
手を体の一部につけたり、前で組んだり、伸びをしたり、近くの物に手をかけたり、無数のバリエーションがあります。
体全体を動かさなくても、手の位置を変えるだけで次々にポーズを変化させることができるのです。
手だけではなく、指先の表現までできると、完成度の高い写真になります。
硬く握ったり、指を全部伸ばすのではなく、軽く握り気味ぐらいが多いでしょうか。両手の指を組んで、さまざまな表現をするポーズは恋人・友人などの1対1や少人数が撮影に向いています。
両手を組む場合、胸を隠さないように上下の位置を、真ん中だけではなく、少し右か左にずらして左右の位置を考えます。
カメラの方向には手のひらではなく、手の甲をむけて、マニュキアをしている場合は意図的にそれを見せるといいでしょう。

 顔はカメラの方向に斜めであっても、目線はカメラの方向を向くのが基本ですが、別の方向を向いている場合もあります。
カメラの方向を見ていても、カメラを見ずに上下にそらす場合もあります。

 ポートレートの撮影でのモデルの表情は、モデルがニコリと笑い、カメラマンがパチリと写す「ニコパチ」が基本です。
初心者のうちはモデルがニコリと笑ってこちらを向いてくれれば、営業用の笑顔とわかっていてもカメラマンは嬉しくなります。次第に笑った写真だけですと飽きてきますから、無表情であっても、泣いても、怒っても、それぞれの写真表現があるのです。

 アマチュア向けの大規模撮影会の場合は、カメラマンが多数のため、
モデルの方からさまざまなポーズをやらざるをえません。
しかし、通常の1対1、あるいは少人数の場合は、カメラマンがモデルをリードしてポーズを指示し、表情作りをするのが基本です。

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