武藤祐果(ミス湘南) 洋服写真集(3)  「ファッション・ポートレートのやり方(写り方・撮り方)」
湘南女性写真研究会 2007年10月 茅ヶ崎里山公園会員撮影会
撮影 ポートレート スタジオ ファイン

ちょっと背筋が曲がり猫背に近い状態。
猫背をさけて胸は突き出し気味にした方がより魅力的です。
足を上品に揃えているが、組んだり、右の足を伸ばし気味(両足が見えるようになる)にして変化をつけてもよい。
逆光でレフが入り綺麗ですね。モデルも写真も・・・
顔はまっすぐ、胸は程よく斜め、なんでもないようですが、うまいポーズ。偶然ではないでしょう。
両手をどうするかはモデルがポーズをやるときに常に意識しなければなりません。

体などにつけるか、身体から離して手による表現をするか、両手を組むかなどのパターンがあります。上記の写真の左手のようにだらんと下にたらさない方がいいでしょう。

左手も木にかけて弓なりの体型になるか、腰にかけるかした方がよかったでしょう。

写真集 4

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こちらも2方向からレフが入っています。
2方向からレフを入れると、写真はきれいです。
瞳のキャッチライトが二つになってしまうのはやむをえません。
ポートレートの極意は、写真撮影の技術だけでなく、カメラマンがモデルとコミュニケーションをしてモデルを演出することにあります。

カメラマンがポーズや表情を依頼したり、指示したりしますが、撮影会ですから、モデルの方からもやりたいポーズや表情をやってかまいません。

複数のカメラマンがいる撮影会ではできませんが、モデルがポーズや表情の演技ができれば、細かいところはモデルに任せて、カメラマンはモデルの感情や気持ちをコントロールすればいいのです。

そうなると写真家と女優、演出家と女優の関係になります。