モデル撮影会主催者の留意点

 モデル撮影会の成功・不成功は主催者の運営方法のうまさ、へたさによると言っても過言ではありません。不特定多数の撮影技術やカメラマンとしてのマナーにかなり差がある人が来るのですから、主催者がカメラマンやモデルをどのようにリードするかにかかっています。

 

1. 撮影会を開催する場所

モデル撮影会を開催するに値するきれいな場所か

交通の便利はよいか(電車・バス、車)

モデルが着替えたり、休憩したり、昼食を取る場所はあるか

関係者以外の人に撮影会をやって迷惑がかからないか

人通りが多すぎないか

花の開花時期はずれることがあり、いつ開催するかその年の天候についても留意する

2. 撮影会をどのように運営するか

撮影会の申込方法・集合場所の周知徹底

雨天の場合、開催するのか、しないのか、その通知をどのようにするのか

スケジュールについては早めに告知し、当日も再確認する。

モデルが当日そろうのか、万が一モデルが急病なった場合、変わりはいるのか。

オープニング、エンディングのセレモニーをどうするのか

3. モデル係兼レフ板係の役割

各モデルにそれぞれ、モデル係兼レフ係をつける

撮影会のスケジュールにあわせてモデルに指示する

どこで撮影するか、どのように撮影するの決定

モデルの持ち物や休憩時の飲み物等の管理

モデルにレフ板をあてて、きれいに撮影できるようにする

4. モデルを撮影する場所・背景について

撮影する場所はまず背後がきれいな場所であること

背後に人が通ったり、物が置かれたりしない場所であること

モデルの洋服がきれいに映える色の背景であること

光の方向、日陰か日向かにより、どこにモデルを立たせるか、座らせるかを決定する