美しく写るために、美しく撮るためにはどうすればよいか

被写体が人物ですからは、そのモデルのいいところを、美しいところを強調して撮影できます。
誰でも正面を向いて気をつけや仁王立ちをすれば、
胴の幅に両腕の太さが加算され太って見えますし、顔ものっぺりとなってしまいます。
正面だけでなく、横や斜め前から撮影すれば、体全体はやせて見えます。
顔の彫りが深く美人に写り、バストとヒップのふくらみから、女性らしさが表現されます。
低位置から撮影すれば、足が長く、胴が短く、顔が小さくみえます。

モデルとしては、リラックスした表情で、背筋をのばしスタイルをよくして、ごく自然な立ち振る舞い、しぐさをしましょう。
ポーズにもよりますが、直線的に硬くならずに、曲線的に体を曲げたり、少しひねったりすると、変化のある女性らしい柔らかさが感じられるポーズになります。
モデルのポーズや表情については、基本的にカメラマンの方がリードします。
モデルとカメラマンとは撮影中に常に話し合いコミュニケーションがあった方がいい写真が撮影できます。

モデルの身体的欠点は撮影しない、隠すことができます。
モデルのすばらしい表情・ポーズを撮影すればよいのです。
「はい、チーズ」といって顔の表情をつくることはよくされています。
ポーズや表情をほんの少し工夫することで美しい写真になります。

より専門的には、ポーズ、表情、服、ヘアーメーク、撮影場所、カメラアングルなどさまざまな要素がありますが、
そのことについては姉妹サイトの「ポートレートスタジオファイン」をご覧ください。

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