ポーズの基本

【ポートレート撮影法講座】

【フォトジェニック・モデル講座】

ポーズには、立ったポーズと座ったポーズ、動いてるポーズと静止したポーズ、
写す部分により、全身、上半身、バストアップなどがあります。
ただし、あまりポーズを考えすぎて、ぎこちなくなってもまずいようです。
自然に動きながらポーズをとりましょう。そうすればポーズは無数にあります。

すべてのポーズの基本を述べます。

1.カメラに向かって正面で仁王立ちをしない。
  (容姿端麗・スタイル抜群の場合は正面ポーズもあってもよい)

2.カメラに向かってやや斜めのポーズが基本。
  (顔や体が立体的に写る)

3.背筋を伸ばして、肩を後ろに、胸を前のほうに突き出し気味にする。
  (猫背にならない)

3.顔もカメラに向かって正面だけでは証明写真。
  斜め前から撮影すれば彫りが深く見える。

4.足についても、モデルの基本姿勢のほか、適度に組むなど変化をもたせる。

5.手の位置をどこに持ってくるか、指をどうするかまでできれば、いい写真が撮影できる。

6.視線についてはカメラを見つめる場合と、わざと別の方向を見る場合がある。

モデルやアイドルとしてのレベルを向上するには、

カメラに向かって正面をむいた写真のみでなく、
体の中心線、顔の中心線、目線の方向(基本はカメラ目線)を分ける。

モデルがニコリと笑いカメラマンがパチリと写す(ニコパチといいます)だけでなく、
さまざまなポーズにあわせた表情をする。

自分がやっているポーズや表情は見る人(男性)がどのように感じるか考えて、
自分の魅力を表現しファンを獲得する。

野崎瞳さんについては、はじめての撮影のとき、つきっきりで教え、その後も継続的に撮影しました。
モデル別写真集の方をご覧ください。

東京写真連盟の元モデルで、長期間にわたり、数多くの撮影会に主著場した野崎瞳さんです。
東京写真連盟のほぼ専属モデルで、他の撮影会には出場していないでしょう。

大規模な撮影会ではありますが、はじめはまったくの新人だったので、
どの写真もモデルに話しかけて、ポーズを教え、表情をリードしながら撮影しています。
比較的おとなしめのモデルなのですが、ポーズ、表情、カメラアングルなどのより、さまざまな写真を撮影できます。
一般的にモデルは撮影回数が増えて、カメラマンが信頼できて綺麗に撮影する場合、
次第に大胆なポーズも許容するようになります。

MODEL の TOP へ戻る

フォトジェニック(美しく写る秘訣、美しく撮る秘訣)に戻る