日本の真実  2009年8月15日 終戦記念日 お盆 英霊に捧ぐ   日本総合戦略研究所 近藤章人



本日は終戦記念日であり、お盆でもあるので、

戦争で亡くなられた英霊をともらう意味で真実のお話をしましょう。


学校では第二次世界大戦と教えていますが、

日本は欧米列強からアジアを独立・解放する戦争として「大東亜戦争」をしまさした。


日本は広島・長崎の原子爆弾投下、東京大空襲など、民間人に対する大虐殺を受けています。

とくに戦争末期に多くの若者が、犠牲的精神で特攻隊を志願し、日本を守ろうとしました。



日本は情報も戦略も弱く、欧米連合国の策略にはまり、軍部の独走を政府がコントロールできず、敗戦にいたりました。

日本の敗因は、資源や科学技術や金融経済力の差ですが、日本の中枢にゾルゲなどのスパイが入り込み、暗号が筒抜けになり、マスコミが戦争をあおりたてたことも、大きく影響しています。


その後の東西対立となり、朝鮮戦争が勃発し特需で潤い、吉田内閣による講和条約で独立・日米安保、池田内閣による高度経済成長と東京オリンピック、佐藤内閣による沖縄返還、田中内閣による日本列島改造論・・・・・


1980年代末、日本はバブルの発生、世界はソビエト連邦など共産主義諸国の崩壊・・・

1990年代以降、世界はグローバル化が進み、日本だけでなく各国が世界標準だとして改革を求められました。

マスコミがバブルをつぶせと叫び(マスコミ関係者の所得は高かった)、

日銀が短期間で金利を上げ、

政府が不動産業界にたいする融資の総量規制を実施したため、

バブルはつぶれたが、「土地本位制」の日本経済もつぶれてしまいました。


日本の場合は、とくにアメリカからの圧力が非常に強く、経済面だけでなく、軍事面のこともあるので、アメリカの言いなりにならざるをえません。

日本の政権もめまぐるしく変わりました。

日本の富を日本国内に民間が投資したり、融資をすれば、景気は回復するのだけれども・・・

日本国内では民間消費や民間投資ではなく、税金でとりあげて非効率なところにばらまいてしまう。

外国に投資と言うより貢いでしまう、米国債は売るに売れない。


私は日本政府も官僚も、マスコミが言うほど悪いとは思いません。

日本みたいな国は、良くも悪くも、官僚組織が国を支えてきました。

むしろ、現在は日本のためにやろうとすると、攻撃されて失脚してしまうのですよ。

自民党の中にも、民主党の中にも、いろいろな人がいて、どちらがいいかはいちがいに言えません。

寄せ集めの民主党に対する不安があることは事実です。


どちらが政権を取ったにせよ、

世界的にはやれることは限られているので、

協調してほしいと考えます。


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