「花写真 上手になるための18のルール」は東京写真学園の写真集コース(以前あったが今はない)で、柳谷校長の指導の下、私をはじめ当時の生徒が企画・撮影して、出版したものです。 柳谷氏は編集者・写真家として活躍し、現在はプロ用の「松涛スタジオ」、「松涛スクール・オブ・アーツ」の経営者です。 上手になるためのルールは花写真に限らず、すべての写真の基礎的ルールで、「写真の学校」の新入生に配布され、私自身もこのルールに従って撮影しています。
「新ブック・オブ・フォトグラフィ」などの著者ジョン・ヘッジコーはロンドンのロイヤルカレッジ・オブ・アートの写真学科教授であるとともに、世界的な商業写真家です。私の写真芸術論で、もっとも影響を受けた写真家のひとりです。日本人の写真家は技術論は得意なのですが、芸術論はあまり述べないように私は思います。
デジタル一眼レフの基本的な書物、プロおよびハイアマチュアがデジタルに移行するための参考書、プロ向けのデジタル・ポートレート撮影法。
デジタル写真撮影には、パソコンおよびパソコンソフトの知識が欠かせません。数あるソフトの中で、Photoshopが業界標準になっています。現像だけならば、ニコンやキャノンの現像ソフトを使ってもいいのですが、広告写真のカラーマネジメントとなると必修です。
元NHKカメラマンの益子氏によるビデオの撮影方法とその際に得に注意をするべき画面の構図の本です。わかりやすい内容です。これを読むと読まないでは撮影する画面がまったく違うはずです。読まない場合はビデオを振り回してしまうし、作品もわかりにくい内容になると思います。 ビデオカメラは家庭用と業務用が分かれていますが、最近は家庭用のカメラもハイビジョンとなり、オートで撮影してもかなり高画質が得られます。デジタル一眼レフカメラの知識と経験があれば、場合によってはマニュアルで撮影することも可能です。
ビデオ作品を映像クリエーターとして企画・製作・撮影する方法の解説です。映画作品やテレビ作品の場合はシナリオがあります。一人で撮影し、せりふがないショートフィルムの場合も撮影前におおまかな設計図は必要です。個人で撮影する場合は、監督兼カメラマンになるでしょう。
作品とするためには、撮影したビデオを編集する必要があります。不必要な部分を切り捨てて、ストーリーに沿ってうまくつなぐように編集する方法です。映画作品やテレビ作品の場合は監督とはべつに専門家が編集します。個人作品の場合は編集も自分でやることになるでしょう。
家庭用のビデオカメラもハイビジョンの時代になりました。日進月歩で技術革新がすすんでいます。記録メディアはテープ、ディスク、DVD、メモリーの種類があります。一口にハイビジョンといっても種類があります。DVDにも種類があります。
これからの方向性としては、小型化が可能なメディアに記録して、フルハイビジョンで撮影、ブルーレイに記録して、フルハイビジョンのデジタルテレビで映像をみるようになるのではないかと予測しています。
ハイビジョンのままでの編集はハイスペックのパソコンが必要ですがパソコンの性能も向上してきました。インターネットでの発信であればむしろ画像を圧縮品ければなりません。
これからは誰もが画像とともに映像を楽しむ時代になりました。誰もがビデオジャーナリストですし、誰もが映像作家、ビデオ映画監督になれるのです。はっきり言って、一人でも、低価格で、映像作品が製作できます。