「私の思想と基本的立場について」2006年5月26日公開


私の思想と基本的立場を述べておきます。

1.私は基本的には地球はひとつ、人類はひとつ、文明もやがてひとつになるだろうと考えており、国際協調路線の考え方です。ただし、欧米のグローバリズム対しても、中国や朝鮮・韓国が半世紀以上前、建国以前の古いことに対して日本を再三非難して謝らせることについても、日本は言いなりになるべきではないと考えています。

2.経済的には資本主義であるべきで、国際資本とは協調、日米同盟を堅持というのが基本戦略です。基本的人権は尊重されるべきであり、民主主義をどの国も受け入れねばなりません。世界がひとつになりつつある今日、東アジアの日本、中国、韓国・朝鮮はお互いに協力して未来を開いていきましょう。

3.日本は長い歴史を有する国であり、民族であり、文化であり、文明です。日本精神文明の源流は古神道です。日本は神道と仏教の国、すなわち神と仏の国なのです。日本民族の中で天皇陛下は実質的な権力はなくても、族長であり、祭祀長なのです。キリスト教も、イスラム教も、あらゆる宗教を否定はしませんし、各民族はそれぞれの宗教で神や仏に祈るべきなのですが、日本の場合は神道と仏教で祈るのが一般的でしょう。民族としての祈りを忘れてはなりません。

4.日本は科学技術と経済力だけで世界に貢献するのではなく、政治、経済、科学技術、文化、宗教を包含した文明の創造によって世界に貢献するのです。世界の主要文明を吸収した日本文明こそ文明の坩堝であり、諸文明を溶解して再形成することにより、21世紀文明の発信基地になるのです。

5.もう一度はっきり申し上げますが、日本の伝統精神文化を継承し、日本の国柄は堅持していかねばなりません。民族主義でも、国粋主義でもない、国民としての自然な気持ちです。東アジアにおいて、日本、中国、韓国・朝鮮が争わないで協力しようではありませんか。日本とアメリカとは主従関係から同盟関係に転換するべきで、日本のアメリカ化は食い止めなければなりません。そのためには、アメリカで力を持っているアシュケナジーユダヤだけでなく、ユダヤの本流のスファラディユダヤと交流するべきです。

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