「東アジアの諸国は世界全体の潮流に目覚めよ」2006年6月17日公開


「東アジアの諸国は世界全体の潮流に目覚めよ」

 世界全体は地域連合をへて、ひとつの世界にまとまりつつあります。
 ヨーロッパや北米では、過去のわだかまりを捨て、地域連合が形成されつつあります。
 ヨーロッパが偉大なのは、人類の歴史を他の地域に先駆けて切り開いてきたからだと思います。今後、欧米の諸国、国際資本が中心となり、次第に世界全体が統一されていくでしょう。
 世界を統一しようとする勢力にとって、ひとつはイスラム諸国、もうひとつは中国・北朝鮮という共産国の取り扱いをどうするかということが課題です。すでに中東で戦争が起こされ、邪魔な国が崩壊させられました。

 私が心配しているのは、中国、北朝鮮・韓国、日本の東アジアの国が、仲良く協力をすれば世界全体で強大な勢力になるのに、仲たがいをせざるを得ない状態だからです。中国、北朝鮮・韓国、日本の3国は協力をして、経済を発展させ、文明の進歩をはかっていくべきです。
 現状は中国人や韓国の人々が日本(戦前の日本)を批難し、日本人はそれに対して反発しています。日本人にしてみれば、列強のアジア支配に対して、日本の安全のためであることは事実ですが、多大な犠牲を払ってアジアを開放したのに、その面はまったく評価せず、侵略したとばかり批難され、何度も謝らせられるからです。
 日本に対する内政干渉、子孫に対する教育まで口出しされ、日本を守りアジアを開放するために犠牲になった人を冒涜しています。自分の国では原爆をつくり、軍備を増強させ、領土拡大を主張して実力行使までする状態です。
 日本人は世界での唯一の被爆国であり、原子爆弾をつくることを自制しているにもかかわらず、原爆を開発し、ミサイルを飛ばそうとしているのです。

 世界がひとつになる前に、大戦争が起きると予言されています。世界最終戦争、ハルマゲドンです。東アジアでそのような戦争を起こすことは、絶対に避けなければなりません。
 世界の軍需産業にとっては、常にどこかで戦争がおきている必要があるのです。アメリカと日本の軍事的連携は強化され、日本よりもアメリカの意向が通ります。日本はアメリカの意向に逆らうことはできません。
 米中戦争がおきないように祈っていますが、起きた場合は、日本、韓国・北朝鮮が戦場になるでしょう。中国人も朝鮮人も世界の情報が閉ざされているため、世界全体の潮流を理解しているとは思えません。内政の不満を日本に向けさせている感じもします。
 日本を挑発することは中国にとっても、北朝鮮・韓国にとっても得策ではないはずです。日本にとっても中国情勢、また多数の力をつけてきている在日がいる韓国・北朝鮮の情勢を戦略的に分析する必要があります。東アジアの3民族は、世界の中の東アジアのあり方を考えながら、今以上に交流し、友好親善を図っていこうではありませんか。

Copyright 編集著作者 近藤章人
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