21世紀新人類文明」の創造と文明論の種類について

   文明論の種類 

    歴史文明論、現代文明論、未来文明論

歴史文明論・・・トインビー「歴史の研究」「試練にたつ文明」

  現代および未来文明論・・・アルビン・トフラー「第三の波」

  明治時代の現代文明論・・・福沢諭吉「文明論の概略」

  昭和の現代文明論・・・東海大学 故松前総長 「現代文明論」

    地球文明論、特定の地域や集団の文明論

   比較文明論・・・比較文明学会(伊藤俊太郎「比較文明」など)

   トインビー・・・「地球文明の視座」

   ハンチントン・・「文明の衝突」

★「西欧文明」、「イスラム文明」、「中国文明」など、一般的に使用してきた文明ということばは、特定の地域や集団の文明のことである。

    物質文明VS精神文明 ⇒ 物質文明と精神文明の調和

    東洋文明VS西洋文明 ⇒ 東洋文明と西洋文明の融合

    特定の分野の文明論  ⇒ 総合文明論

 

   文明批評、文明論、文明学

    文明批評

    文明論

    文明学

    日本において、梅棹忠雄氏らが「文明学」について討議をしたが、「文明学」という学問としては、いまだ一般的には研究されていない。

    「文明論」として研究する場合、文化人類学、歴史学、哲学、経済学、科学技術論などさまざまな立場からのアプローチ法がある。

    東海大学の故松前重義総長は、人文科学のみならず、社会科学、自然科学の各分野の科学者が専門の垣根を越えて「現代文明論」を研究し、また東海大学の全学部の学生が「現代文明論」を必修として勉強するようにした。

    21世紀の文明論は各分野の科学者の協力なしには創造できない。

 

   21世紀新人類文明」の創造  [近藤章人が提唱する文明論]

    物質文明と精神文明が調和し、東洋文明と西洋文明が融合した人類総合文明のことである。諸文明は衝突せずに、ひとつに収斂する。

[著作権所有 21世紀文明研究所 近藤章人]