東京と京都・奈良 日本の伝統文化に基づく21世紀の地球・人類文明の創造





日本の伝統文化に基づく21世紀の地球・人類文明の創造

京都の上層部は、東京と京都を行ったり来たり。
東京の上層部とて、どうも京都の権威者と重要なことは相談しているようです。

結論から言えば、東京だけでもできない、京都・奈良だけでもできない。

東京・神奈川・埼玉(私の場合は奥武蔵)・千葉のようなビジネスや住居に向いた地域、
京都・奈良・伊勢・飛騨高山・金沢・出雲のような日本の伝統文化が残っている地域、
さらには日本各地の農林漁業が残っている地域、
インターネットによる交流が可能になりました。



古い伝統文化を維持しているのが京都・奈良。
情報の発信力に弱いというよりも、発信させようとしていない。
祭りについても、見たければ、実施日は決まっているので、その日に京都まで来いということでしょう。
「花街」のをどりも、1年間のごく限られた期間だけやるから、見たければその時期に来い。
その時期に、京都に来ることができない人、休みを取れない人は、
「なかなか京都の祭や、花街の「をどり」を見ることができません。


京都放送は独立局だし、京都新聞は地方紙です。京都のことを、京都の人向けに、報道しているのです。
大阪の全国ネットの準キー局は日本の伝統文化にどれほど理解があるかは疑問。
日本のマスコミが世界にどれだけ日本文化の情報発信をしているかも疑問。


イベントをやるならば、京都駅前でなく、東京の新宿駅前でやればいいのにと思います。
新宿駅は世界でもっとも乗降客が多いターミナルで1日約370万人、
東京都民、埼玉県民、神奈川県民、千葉県民が利用しているし、
ショッピングも楽しむ外国人観光客の日本の出入り口になっています。
東口にせよ、西口にせよ、スペースが狭く、大規模なイベントは無理です。
イベントが可能なのは、日曜日の東口の歩行者天国のぐらいか。

2015年6月に東京の六本木ヒルズアリーナで京都市観光協会が京都観光のイベントをやりました。
会場の半閉鎖性は混乱を避けるために必要でしょうが、東京の一般的な富裕層はあまり居住をしていないし、行かない所なのです。
東京京都館が東京駅の八重洲口にありますが、目立たず、知っている人は少ないです。
広告宣伝としては、小規模でもいいので、人が通る場所で、ある程度継続的にやったほうが効果があります。


東京の繁華街の地域事情を説明します。
渋谷が現在、大規模再開発で、ビルの建替え中。東急グループは、鉄道よりも、デパートよりも、不動産か?
渋谷は若者が多いのですが、熟年層は新宿へ直行。
熟年層にとって、渋谷駅の地下化により、東急東横線や田園都市線から、地上に出るだけでも一苦労です。
エレベータ、エスカレータが、渋谷駅には極めて少なく、東急本店は渋谷駅から離れています。
山の手の高級住宅地に住む富裕層のショッピングは、銀座よりも、渋谷よりも、新宿でしょう。
富裕層から一般人まで、熟年から若人まで、東京で最も人が集まり、高級品から大衆品まで幅広く売れているのが東京の山の手の中心地、新宿です。
新宿には、伊勢丹本店だけでなく、高島屋新宿店もあります。
ヨドバシカメラの本店、池袋が本店のビックカメラは新宿西口と東口に巨大店舗を2店舗。
東京では和服の品揃えは、日本橋・銀座のほうが充実しているのですが、これから和服の売上を伸ばそうとするならば、山の手の中心地である新宿で広報・宣伝をやるべきです。
東急本店よりも、三越伊勢丹の新宿本店の品揃いのほうが、格段に充実しています。
伊勢丹の場合は売上、利益ともに、新宿本店がダントツなのです。
コマ劇場がなくなり、紀伊国屋ホールぐらいしか劇場がないというのが、新宿の欠陥です。
東宝には映画館ではなく、劇場をリニューアルして欲しかったのですが、採算が合わないのでしょう。
池袋の東口の西武、池袋の西口の東武、どちらのデパートも店は巨大ですが・・・・


若者はテレビを見ない。ネット社会です。インターネットこそ、一つの世界を構築します。
世界の情報の収集力、政治・経済・文化・芸術の人材、写真・映像・情報の発信力・・・
日本においては、東京一極集中、それも都心のごく限られたエリアに集中です。



東日本大震災を契機に、奥武蔵の自宅をアトリエにリフォームしました。
そこでゆっくりするどころか、東京と行ったり来たり、さらに地方へ行くこともあります。
京都については、かなり知っている方だとは思いますが、まだまだわからないことが多く、
東京と京都、、関東と関西、行ったり来たりしている人が多く、私もそのようになるでしょう。
インターネットがこれだけ発達した現代においても、直接お会いして交流するのが、私の仕事と学習の基本です。