日本の叡智、日本文化の源流である「古神道(こしんとう)」は甦る。物質文明の崩壊と総合文明の創造。






日本は世界最古の国です。
その中核は縄文時代から続く古神道(こしんとう)です。


古神道は、自然崇拝に近く、神霊の祭祀であり、言霊による祝詞であり、神霊との交流法なので、さまざまな宗教の大元と言えるでしょう。
大元とは、ルーツという意味ではなく、そこから派生したという意味でもなく、宗教の基礎、基本技法という意味です。



太古からの叡智「古神道」は、次第に教義化・文献化し、神社が創建され、さらに外来の宗教もはいってきて、「神道」になりました。
天皇陛下は、神道の総神主と言ってもよく、日本、皇室、神道は、切っても切れないものなのです。



神道と、国家神道とはまったく別物で、明治以後の「国家神道」は、ナショナリズム=民族主義の思想的基盤となってしまいました。
白川伯王家はなくなり、神道祭祀は形だけのものになり、神霊との交流法は廃絶されてしまいました。




仏教が伝来して、神道とともに、日本人の宗教となりました。
神道と仏教は初期は対立したこともありましたが、やがて対立することなくなり、仏教内部の宗門宗派も現在では対立せずに併存しています。





仏教の中には、いろいろな宗門宗派がありますが、祈祷を行う宗派もあり、葬式を行い、戒名をつけて、先祖の供養をどの宗派でもやっています。
日本人の大部分は、自覚している、していないはありますが、神道と仏教の両方を信じているのでしょう。
日本の旧家には、神棚と仏壇の両方がある家が一般的であると思います。




古神道は、自然崇拝であり、神霊との交流法であり、祝詞(言霊)による祈祷法でもあります。
古神道は、一神教であり、多神教であり、汎神教でもあります。
神霊界は、簡単にたとえれば、ピラミッド組織の会社のような世界のようです。
人間は死んだら、肉体は滅んでも、霊魂は「この世」から「あの世」に旅立つのです。
生前の行いと死に方によって、閻魔大王が「あの世」=霊界の中で、地獄か極楽、地獄か天国かに行き先を決めると仏教では教えられているようです。
霊界で修行ののちに、再生や転生して、この世にまた生まれてくるようです。






日本人は、日本の叡智、脈々と続く精神文化の源流を基として、世界のあらゆる文明を吸収した「文明の坩堝(るつぼ)」です。
日本人は吸収した文明を、溶解して、再形成して、日本文明に加えていきました。
有史以来の東西のあらゆる文明を排斥することなく、よい部分のみを吸収して再形成したのです。





日本文明は文明の坩堝ですから、21世紀地球人類文明の礎になるし、新しい文明の発信基地になるでしょう。




物だ、金だという、物質的豊かさ(唯物文明)のみを追いかける諸外国の人々に対して、物質、精神、神霊のどれもが必要で、バランスが重要と気付かせるのが、
日本人であると思います。





伊勢神宮、出雲大社の遷宮は、古神道が甦り、新しい文明の創造を示しているように思えます。
「建て替え」とは、破壊であり、「ユダヤを名乗る人々」が実施すると言われています。
「建て直し」とは、建設のことで、日本人をはじめとする(真正ユダヤを含む)世界の「新人類」が実施するでしょう。
「新人類」とは「真人類」であり、かつ「神人類」であり、
新しい文明を花咲かせる「種人(たねびと)」ともいえるでしょう。





日本人の智慧(ちえ)、日本の伝統文化の源流「古神道(こしんとう)」は、今、甦りつつあります。
人類は、崩壊するか、次元上昇するかの分岐点です。
日本の叡智が世界を救うでしょう。
現代物質文明は崩壊して、21世紀人類総合文明が創造されるでしょう。